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2015年4月15日 (水)

ブリキの太鼓

Photo最近は、読書がご無沙汰のLocomoです。こんにちは。
読んでいない・観ていない訳ではないのですが
本も映画もご紹介するに至らないのです。
と、言うよりも頭でまとめながら読み進めていないから。

長編小説「ブリキの太鼓」の作者
ギュンター・グラスさんが、13日に亡くなられたということで
映画を思い出しました。
初めて観たときの衝撃は凄かった。

母親の不倫など大人の汚い世界に辟易した
主人公「オスカル」は3歳で自ら成長を止める。

登場人物は非常に個性的というよりも奇異。
ブリキの太鼓を叩きながら奇声を発し
ガラスをわる能力があるオスカルも
写真を見れば理解できるだろうか?

冷静なオスカルの目を通して
第二次世界大戦に向かいつつある時代
ナチスの浸透、ポーランドとドイツなどが描かれていますが
なんとも、エロティックでグロテスク。

タイトル通り「ブリキの太鼓」が
この映画のキーになっているのですが
何をきっかけにしてオスカルが現実を歩き出すのか
ご自分でご覧になってね。

ワタクシはこの映画を見た後は
必ずオスカルの真似をしてしまいます。
勧めたくててもなんとなく躊躇する、
そんなお勧め映画(?)です。



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