ブリキの太鼓
最近は、読書がご無沙汰のLocomoです。こんにちは。
読んでいない・観ていない訳ではないのですが
本も映画もご紹介するに至らないのです。
と、言うよりも頭でまとめながら読み進めていないから。
長編小説「ブリキの太鼓」の作者
ギュンター・グラスさんが、13日に亡くなられたということで
映画を思い出しました。
初めて観たときの衝撃は凄かった。
母親の不倫など大人の汚い世界に辟易した
主人公「オスカル」は3歳で自ら成長を止める。
登場人物は非常に個性的というよりも奇異。
ブリキの太鼓を叩きながら奇声を発し
ガラスをわる能力があるオスカルも
写真を見れば理解できるだろうか?
冷静なオスカルの目を通して
第二次世界大戦に向かいつつある時代
ナチスの浸透、ポーランドとドイツなどが描かれていますが
なんとも、エロティックでグロテスク。
タイトル通り「ブリキの太鼓」が
この映画のキーになっているのですが
何をきっかけにしてオスカルが現実を歩き出すのか
ご自分でご覧になってね。
ワタクシはこの映画を見た後は
必ずオスカルの真似をしてしまいます。
勧めたくててもなんとなく躊躇する、
そんなお勧め映画(?)です。
| 固定リンク | 0
コメント