短編好きなLocomoです。こんにちは。
通勤や仕事の合間に読むのは、短編が丁度いい。
乙さんは福岡県出身の作家さんで、初読みです。
この本は、全体に切ないというか
儚いというか、どうしようもないというか。
(ああ、ボキャブラリーが足りないって、切ない)
題名となっている「失はれる物語」もそう。
事故にあって、残された感覚は右腕のみ。
意志を伝えるには、指を動かすのが
唯一つの方法。
その、真っ暗な世界で
彼が妻のためにとった究極の選択。
ワタクシには出来ない、孤独への埋没。
うう~、切ない。
他の4篇もなかなか。
映画にもなってるみたい。
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