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2012年1月20日 (金)

【沼田まほかる】猫鳴り

Photo_2 今、週間天気予報を見たら、来週月曜から寒い様子。
 特に、24日、25日なんて、最高気温3℃ですって。
 鼻水も凍っちゃうわよ、奥さん!のLocomoです。こんにちは。

 本も読んでいるのですが、内容を右から左に忘れちゃうくらい
 頭が残念な感じ。
 でも、号泣しちゃった本くらい覚えているので、ご紹介を。


ワタクシが猫が好きってことは、ご存知?(知らんでいいけど)
これは、「猫が好きやったら、読んでみ」と薦められた本。

先ず、「まほかる」の名前に驚く。
自分がふつ~の名前なので、ちょっとうらやましい。(って、ことはどうでもいいね)


内容は3部構成。
繋がりはあるけど、それぞれはさらりとした印象。

1部
流産してしまった夫婦。
気持ちを振り払うように、拾った猫を捨てる。
戻ってくる子猫。また捨てる妻。ひ~。

世の中、動物愛護的なものが表に立っているけれど
こういう状況もあるのだよ。

捨てられる猫がモン。

2部
少年の生。
思春期の心のアガキ。
狂気と入り混じる。
お父さんの「それは、絶望と言うんだ」に納得。

3部
年老いたモンと老人。
モンの死に様と、見守り看病する老人。
死んでいくことは自然なこと。
逝かなきゃなんないなら、逝くしかないな。


ワタクシも猫を数匹買ってきたけど
愛猫を失ったことのある人にはつらい描写だと思う。

だけど、猫(動物)の死について
動物側にたって死ぬことを考えたことは無いかもしれない。
ぐすん。

だいたいこの本が、こんなに泣く物語だなんて思っていなかったし。
泣いて泣いて、前に進めんし。

西通り「モンブラン」の上の、「グリルカジン」で一人ランチ中
ほっぺたにペーパーナプキン貼り付けて
号泣しながらデザート食べてる女って、気持ち悪いよね。
きっと、お客さんも店員さんも
そう、思っていたよね。


 
 

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