最近の本
影法師 : 百田尚樹
【永遠のゼロ】以来、よく読んでいる百田さん。
時代物。
江戸時代は生まれた身分によって、一生が決まってしまう。
男同士の友情と信頼。 百田作品に感じる、男らしさ。
輝く夜 : 百田尚樹
クリスマスイヴの5つの奇跡。短編集。
「泣ける」というので買ったけど、よく泣く私が泣けなかった(笑
ほっこりするというところかな。
女性向ゆえ、おっさん入ってるワタクシには不向きだったのかも。
カラスの親指 : 道尾秀介
【向日葵の咲かない夏】以降、道尾さんもちょこちょこ読んでる。
最後にどんでん返しが待つという、ワタクシが好きな傾向。
ほほ~と思った後に、もう一つひっくり返る。心が温かくなる終わり方。
フラストレーションのたまらない作品。お勧め。
ラットマン : 道尾秀介
【向日葵~】の後読んだので、伏線ばかり気にしちゃって・・・。
『ラットマン』とはねずみにも人間にも見える、心理学で使うイラストのこと。
物事をどう捉えるのか、どう見るのか、または、どう見せるのか
すべての物事において、同じだね。
流星ワゴン : 重松清
初めて読んだ重松清さん。3つの、父と子のお話。
ワタクシもその頃の父や母と同じ歳になったら
今と違う考え方で、彼らを理解し、寄り添うことがことができるのだろう。
夫婦、親子、友達など、その関係は、心の持ち方次第だな。
犯罪小説家 : 雫井脩介
ワタクシのなかでは、グレーで不気味な雰囲気が漂う作品。
集団自殺の心理を扱ったからなのか
オノミツが変だからなのか、なんだか後味が悪い。
やっぱり【犯人に告ぐ】がお勧め。
でっちあげ : 福田ますみ
2003年に起きた「教師による体罰」と認定された、福岡での事件の真相。
虚言壁と攻撃性のある両親がわが子を守るための抗議。
学校、マスコミの報道、てきと~な診断を行う医師など実名で記載。
両者の意見を聞いてさえいれば起きない報道被害。
色々な恐ろしさあり。酷い話。
被差別部落の青春 : 角岡伸彦
関西出身の被差別部落出身者とその周辺の人たち。
北九州市出身のワタクシとしては、身近だった問題。
小学校以降、学校でも勉強するけど、どうしても分からない。
重いテーマだけれど、軽く明るく読める本。
特に、歴史的解釈などには触れていないところも読みやすい。
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コメント
本の紹介、うれしい。
参考になるよ~。
年末までに、会おうね。
投稿: あろは | 2011年10月24日 (月) 21:31
* あろはちゃん
いやん、久しぶりぶり~♪
今年中には会おう、会おう!
そうなの?本の紹介って退屈じゃない?
それに、ワタクシの書評でいいのかしら?
ブログにUPしている本は、どれもはずれではないもの。
面白くなさ過ぎたら載せないから。
内容すぐ忘れるけ、読んだらすぐに載せないけんね(笑)
投稿: Locomo | 2011年10月24日 (月) 21:42
わたしも本の紹介楽しみにしている
一人で~す
今私が中毒の様に読み漁っているのは
”下町ロケット”の池井戸潤”さんです。
もともと銀行マンだったらしく
銀行のお話も多いのですが、
めちゃくちゃ面白いです。
会社の後輩とハマッてます
池井戸本とくまもんにはまってます、私。
投稿: ぴんくのかえる | 2011年10月25日 (火) 20:36
* ぴんくのかえるさん
まぁ、ももちゃんまでありがとうございます。
「下町ロケット」は直木賞だったっけ?
WOWWOWでドラマ化されていました。(まだみてないけど)
本って、結構失敗するので、ワタクシもお客様から情報をいただいたりします。
次回は、本の話題でいきますか?
投稿: Locomo | 2011年10月25日 (火) 20:49
読む本の好みもわりと近いです。
だから今後の選書の参考にさせていただいてます。
重松清の「その日のまえに」は絶対に泣けます。
「でっちあげ」読まれたんですね。実在の人物の中に・・・
投稿: イヴ | 2011年10月28日 (金) 20:03
* イヴさん
まぁ、イヴさんもありがとうございます。
ブログ冥利に尽きます。
「その日のまえに」読んでみます。
「でっちあげ」のイヴさん情報、聞きたくてたまりませんよ。
何ヶ月か前に読んだので、記憶が乏しいですが。
イヴさんにオススメいただいていた「ゴールデンスランバー」
録画していたものをやっと見ました。
面白かった~♪
友情や信頼って、やっぱりいいですね。
投稿: Locomo | 2011年10月28日 (金) 22:38