【東野圭吾】 赤い指

　寒くて、ずっとお天気も悪いので、なんだか気が晴れない
　Locomoです。こんにちは。

　新春1月3日に放映されていたドラマ『赤い指』。
　録画してこちょこちょ見ました。
　昨年放映されていた『新参者』とLinkされていましたね。
　（小説は随分前に読んだので、内容はドラマを見て思い出したぜ）

　加賀恭一郎は小説から入ったので、ワタクシの中では
　阿部寛さんではないんですよね。鋭すぎる感じが。
　（キャストは誰がいい？お店でディスカッションしましょ～）
　でも、ドラマ二作を拝見して、恭さん＝寛さんになってきてる
　軸のないワタクシです。

加賀刑事といえば、教師を挫折して刑事になったという変わり者。
教師時代に、生徒の心をわかってあげられなかったからなのか
作品においては、登場人物の心を理解し
事件を解決していくことを大切にしているような気がします。

赤い指も同様で、介護問題、教育問題、現代の家族問題も含め
加賀刑事の鋭い推察力で、事件と家族や人と人とのわだかまりを解いていきます。

年始で「もっとお客様の立場に立って」とご挨拶をさせていただきましたが
これはワタクシのなが～い間の課題です。
（つい、エゴがでちゃうもんね～。なるべく、こちら側でジャッジをしないように心がけてはいる。つもり）

この小説でも、認知症のお母さんが取った行動や
恭さんのお父様が、息子に看取られることを望まずに一人で旅立ったことなど
体験しないと分からないことも多いですね。

『経験が人を優しくさせる』とは良く耳にしますが
辛く悲しい体験だけでなく、嬉しかった事も肥やしになると思うし、そうしなければと思います。
気付きの時＝CHANGEの時ということで。

東野作品、連ドラより２時間ドラマぐらいが好み。