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2010年10月13日 (水)

【百田尚樹】 永遠のゼロ

1010 号泣、号泣のLocomoです。こんにちは。
 久しぶりの本の紹介。
 最近はあまり読んでいませんし、めぐり合っていません。

 ひょんなことから、戦死した祖父が
 どういう人だったのかということを調べることになり
 姉弟で紐解いていくというお話。
 「ゼロって何?」と思いつつ読み進めていったのですが
 すぐに分りました。ゼロ戦のゼロです。



戦争体験者から祖父について色んな話を聞いていくのですが
その当時の海軍がいかに酷かったのか、
特攻や玉砕という命令が、どんなに残虐だったのか、克明に書かれていると思います。
人間爆弾「桜花」、人間魚雷「天回」など、人の命を命とも思わない作戦。
戦争の真実、愛する家族との約束。
愛する誰かを守ることを生きがいとして。

最後は、ビックリする展開が待っているのですが、涙もろいワタクシは
もう、もう、泣きながら、洟垂れながら、読まざるをえなかったです。
小説なのでフィクションだと思いますが、真実に忠実なんじゃないかな。


実は、〔指宿〕に行ったのは、知覧の〔特攻平和会館〕に行くのが目的でした。
会館ではDVDをみて泣いたり、遺書を見て驚いたりしたのですが
笑顔で飛び立っていく特攻隊員の本当の気持ちが分らず、Blogにできなかったのでした。
この小説を読んで、前よりは理解することはできたと思います。

児玉清さんも絶賛でしたが、Locomoさんも絶賛です。
日本の男子にも読んで欲しい。
 
 
 
 

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