【百田尚樹】 永遠のゼロ
号泣、号泣のLocomoです。こんにちは。
久しぶりの本の紹介。
最近はあまり読んでいませんし、めぐり合っていません。
ひょんなことから、戦死した祖父が
どういう人だったのかということを調べることになり
姉弟で紐解いていくというお話。
「ゼロって何?」と思いつつ読み進めていったのですが
すぐに分りました。ゼロ戦のゼロです。
戦争体験者から祖父について色んな話を聞いていくのですが
その当時の海軍がいかに酷かったのか、
特攻や玉砕という命令が、どんなに残虐だったのか、克明に書かれていると思います。
人間爆弾「桜花」、人間魚雷「天回」など、人の命を命とも思わない作戦。
戦争の真実、愛する家族との約束。
愛する誰かを守ることを生きがいとして。
最後は、ビックリする展開が待っているのですが、涙もろいワタクシは
もう、もう、泣きながら、洟垂れながら、読まざるをえなかったです。
小説なのでフィクションだと思いますが、真実に忠実なんじゃないかな。
実は、〔指宿〕に行ったのは、知覧の〔特攻平和会館〕に行くのが目的でした。
会館ではDVDをみて泣いたり、遺書を見て驚いたりしたのですが
笑顔で飛び立っていく特攻隊員の本当の気持ちが分らず、Blogにできなかったのでした。
この小説を読んで、前よりは理解することはできたと思います。
児玉清さんも絶賛でしたが、Locomoさんも絶賛です。
日本の男子にも読んで欲しい。
| 固定リンク | 0
コメント