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2009年5月24日 (日)

GRAN TORINO / グラン・トリノ

0903 クリント監督作品〔チェンジリング〕を見たときに
 こちらも見ることに決めていたLocomoです。こんにちは。
 それも、GWの東京にて。することがないのか、ワタクシっ!?
 
 基本的に、ハッピーエンドでなくても気にならないワタクシは
 映画でも小説でも、面白いと感じれればそれでいい。
 チェンジリングは重かったけど(笑
 〔グラン・トリノ〕はハッピーエンドではないけれど
 ワタクシのハートは暖かくなりました。




戦争の体験を心に引きずり、自分の息子との接し方
愛し方がわからない頑固で偏屈なオヤジが、隣に越してきたモン族の姉弟
そして、そのfamilyと交流するうちに、少しずつ変わっていきます。

一本筋の通った頑固さは変わらないけど、姉弟に見せるやさしさや
たまに見せるウィットも、頑固さと対比して、人間らしくてとってもいい。
ウォルトが姉弟、familyの未来を守るためにとった決着、人生の締めくくり方は・・・。
愛犬デイジーをお隣さんに預ける時には、ワタクシ、号泣でした。(毎回、泣くんですけどね。)
想像はしていたけど、これ以上のエンディングはないな。
0905
また、御年79歳にもかかわらず、スタイルがいい。
(オヤジ好きなので、ちょっと贔屓目)
そして、かっこいいとも思わせる。

クリストファー・カーレイが若い神父役で登場するのですが
「フランダースの犬」でネロが最後に天国に召される時に
天使が舞い降りるでしょ?
その天使ちゃんと神父さんが重なってしまって、ワタクシ的にはniceな配役でした。

最後の、エンディングでクリント自身の歌う「グラン・トリノの歌」がまた、渋い!
いや~いい映画でした。
2000円出してもええぞ。
 
 
 

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