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2007年7月30日 (月)

脾経(ツボ)

体について勉強することが好きで、とっても楽しいと思うLocomoです。こんにちは。
しかし、勉強したことに満足してしまって、施術そのものに中々出し切れていません。
そこで、皆さんもご自宅で出来るツボ治療と知識を、簡単にお伝えしたいと思います。

体には左右12本のエネルギーの流れがあります。
気は皮膚の下0.2mmのところを流れていて、東洋医学では経路が縦の流れ、絡路が横の流れ、まとめて経絡(けいらく)と読んでいます。
これらの12本の気の流れは、肺や大腸、胃などエネルギーの循環線が分かれています。
この経路を線路と考えると、電車=気で、線路=経路、駅=ツボと例えられます。
駅がきちんと機能しないと線路に電車が通りませんよね。

Locomoのお客様が不調を訴えるのは、婦人科、ムクミ、冷えなどが多いので
第1回目(今後きちんと続くかな?)は、脾径のわかりやすいツボをご紹介しますね。
脾径とは脾臓の活動(胃で消化されたものを脾臓で吸収し、全身にエネルギーを送り出す機能)
調整したり支配している自律神経に深いかかわりを持つ経路であり
婦人科(男性は泌尿器科)や膵臓にも関連します。


① 隠白(インパク)・・・   生理不順や外反母趾
  隠白が詰まると、婦人科系に疾患が現れます。体内にこもらず体外に出ると
  外反母趾となるそうです。(ワタクシ、外反母趾なのよね。コノ話を聞いてビックリした。反省)
  治療) 足の親指外側(人差し指ではない側)の爪の生え際そばを押す。
      (前にご紹介した、「爪もみ健康法」の位置参照)

② 三陰交(サンインコウ)・・・ 婦人科万能のツボ:更年期、生理痛、生理不順など
  
治療) 内くるぶしの上から、指4本分(3寸)上。
             
脛の後ろ側をすくいあげるように押す。

③ 血海(ケッカイ)・・・ 婦人科、更年期、更年期障害
  更年期の原因として女性ホルモンの変化は勿論だが、最後の生理が2,3回分体内に

  残って、腐って炎症を起すという考え方があります。不要な血液を残さないためにも、
  血海を押していると更年期が比較的軽いそうです。
  
治療) 膝のお皿の内側上部からももの内側に向かって指3本(2寸)のところを押す。


ツボの押し方は、3~5秒でゆっくり押し、ゆ~っくり離してください。
正確なツボの位置がわからなくても、その辺を押してみて、「痛っっ!」と思えるところで
O.K.です。ツボ治療はご自分が一番の施術者です。
脾径の臓器は冷えに弱いので、いつでも体は温めてください。
注意) 脾径のツボは妊婦の方は控えましょう。


美容矯正の施術はほとんど痛くないのですが、ツボを触ると「イタァ~ッッ!」と叫ぶお客様がいらっしゃいます。別にいたずらをしているわけではないのですが、なんだか「ニヤニヤッ」としてしまいます。ふっふっふ。


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